被爆体験記・原爆詩
被爆体験記
被爆体験について
被爆地 広島、性別 女、被爆時の年齢 満13歳
小田直子(おだなおこ)
昭和20年8月6日、その日は暑く、朝から上天気で雲一つない日本晴れであった。
その
「お
「花も
その
それから、どのくらいの時を経過していたのであろうか。不意に気がつくと、あたりは真暗で、私は地上に
友の姿を見て
このままここにいてはだめだ。
それからどのくらいさまよい歩いた事か。変り果てた街は方角も何も分らなかった。
ある橋のところに出た。それは後になって知ったのだが、
私は、丁度そこに来合せた救助隊の自動車に乗せられて宇品に運ばれ、船で
板の間に
2日目のことである。
5日目の昼過ぎ、
出典:広島平和文化センター(編)『被爆体験記集 被爆地別 五十音別 第23巻』厚生労働省 2002 p.125-126
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