祈念館について
銘文
原子爆弾死没者を心から追悼するとともに、その惨禍を語り継ぎ、広く内外へ伝え、歴史に学んで、核兵器のない平和な世界を築くことを誓います。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
趣旨
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館は、「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」(平成6年法律第117号)に基づき、国として、原爆死没者の尊い犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念するとともに、原爆の惨禍に関する全世界の人々の理解を深め、被爆体験を後代に継承することを目的として、被爆地である広島に設置された施設です。



設置者
国(厚生労働省が所管しています)
管理運営
(公財)広島平和文化センターが国から受託して行っています
建物
鉄筋コンクリート造地上1階地下2階建て 3,099.40m2
設計 丹下健三・都市・建築設計研究所
開館
平成14年(2002年)8月1日
開館までの歩み
昭和60年 | 1985年 | 10月 | 厚生省が原子爆弾被爆者実態調査において、死没者に関する調査を初めて実施 |
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平成2年 | 1990年 | 厚生省が原爆死没者に対する弔意の表し方について検討を開始 | |
平成3年 | 1991年 | 国が原爆死没者慰霊等施設基本構想懇談会を設置 | |
平成5年 | 1993年 | 国が原爆死没者慰霊等施設基本計画検討会を設置 | |
平成6年 | 1994年 | 12月 |
「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」が制定(平成7年(1995年)7月施行)される
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平成7年 | 1995年 | 11月 | 国が原爆死没者追悼平和祈念館開設準備検討会を設置 |
平成7年 | 1995年 | 11月 | 厚生省が原子爆弾被爆者実態調査において、被爆体験記の提供を依頼 |
平成8年 | 1996年 | 1月 | 広島市が原爆死没者追悼平和祈念館建設広島検討会議を開催 |
平成9年 | 1997年 | 4月 | 広島市が国から委託を受けて、被爆体験記の収集・整理等を開始 |
平成10年 | 1998年 | 9月 | 原爆死没者追悼平和祈念館開設準備検討会が最終報告を公表。祈念館のあり方が提言された。 |
平成11年 | 1999年 | 12月 | 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の建設工事着工 |
平成13年 | 2001年 | 3月 | 原爆死没者氏名・遺影の収集を開始 |
平成14年 | 2002年 | 8月 | 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が開館 |
平成15年 | 2003年 | 7月 | 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館が開館 |
事業の実績(令和5年(2023年)3月31日現在)
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