平成14年8月1日に開館して以来、多くの方々にお越しいただき、平成23年11月4日（金）午前9時36分、入館者が200万人に達しました。

9年3か月の間に、国内だけでなく海外からの来場者を含め200万人の方々にお越しいただき、多くの方々に原子爆弾の惨禍をお伝えすることができたことは、大変感慨深いものであります。

今なお、核兵器が無くなることはなく、核の恐怖にさらされている今日、「被爆体験の継承」は私ども追悼祈念館の使命のひとつであり、今後も、あらゆる機会を捉え、被爆体験資料の収集やそれを活用して情報発信するなど、全力で取り組んで参る所存でございます。

これからもできるだけ多くの方々に、追悼祈念館や平和記念資料館にご来館いただき、そして、追悼祈念館や平和記念資料館での体験を自分の中だけに止めておくのではなく、家族や友人など身近な人に伝えていただきたい。その結果、ひとりでも多くの人が平和について考えてくださることを願っています。それが、戦争の無い平和な世界の実現に繋がるのだと思います。

平成23年11月4日　館長コメントより